エッグの生い立ち・真相は?
提案者:フロ2十周年実行委
数々のクヴェル・メガリスを遺した「先住種族」とは、果たしてどんな存在だったのでしょう?
彼らは人の姿をしていたのでしょうか?
また、星のメガリスに象徴される第七のアニマ「星のアニマ」とは?
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投稿者:DK2
先住民族に関しては外見的特長・生活習慣などを示すものは全く存在していないため推測の域を出ませんが、
メガリスやクヴェルを作り出したことから、ギュスターヴの時代よりも遥かに進んだ術文明を持っていたことは容易に分かります。
PWでは「メガリスやクヴェルは先住種族滅亡後に発生するであろう知的生命体を術文明へと導き育てていく目的を持って残されたものではないか」と推測されています。
実際クヴェルの発掘以降、現行文明の術文化も発展していってますし。
ただ、メガリスについてはどのような用途で使われるのか今もってよく分かっていません。
クリス・アカベラスなどの未解明クヴェル(=星のクヴェル)についても同様です。
古代人たちがエッグを用いて復活しようとしたのは、
これらの使い道のよく分からないメガリスや一部のクヴェルの利用法を指導するためでもあったのかもしれません。
(当然、最終目的は後の世の支配であったのでしょうが)
星のアニマの正体は不明ですが、
エーデルリッターを作り出す未解明メガリスの作用を鑑みるに、
星そのものの膨大なアニマを利用して人間に強大な力を与えるものであると考えられます。
ただしその力に耐えられない者はアニマが暴走して瞬く間にモンスター化してしまうのでしょう(ワッツ&グレタ)。
投稿者:bau(実行委)
なるほど、エッグは「術」の利用法を後世に託し、それを用いて術社会を支配する、そんな存在ということですね。
確かに、エッグの人を「支配」する能力はその目的としては最も必要なものですし、
時代によって守護者と手段を変えながら成長していく様子は、学習⇒支配のステップにふさわしいと思います。
私はDK2様の意見を拝見しながら、もう少し別なことを考えていました。
エッグは、先住種族が使い道の不明である「星術」をクヴェルとして高濃度に凝縮した存在、
すなわち、星術のマスタークヴェルのようなものではないか、と。
人はそのアニマを全うした時、星に還る。その時の「先住種族のアニマの入れ物」が星のアニマでは、と。
エッグが使う固有技術は全て「星」に関わるものばかりですし、エーデルリッターの選別にも「星」が関わる。
そして最後のメガリスは明らかに星のメガリスですので・・・。いかがでしょうか??
投稿者:DK2
PWによれば、
“「エッグ」によって復活されようとしていたのは先住種族時代の何者かであるが、それは肉体的なものではなく「存在」としての復活であった。「エッグ」に封入されていたのは何者かの意識であり、「エッグ」自体は単なる入れ物である”
とされています。
そしてその復活のための孵卵器が最後のメガリスであり、
それは電波塔のような役割をし、全世界からアニマを集めるものであったとのことです。
(エッグの完全な復活には膨大なアニマが必要でした)
さて、bau様のおっしゃるようにエッグにはことごとく「星」というキーワードが関わっています。
エッグは星のアニマを凝縮したクヴェルなのではないかという推測についても、そういう側面があったと見なすことに何ら不自然なところは無いでしょう。
ここでさらに飛躍した考えを言ってみますが、
エッグの最終目的である支配とは、単に後の世代の支配ということではなく、
星そのものの支配、すなわち星と同化することにあったんじゃないかと思うんです。
ここで言う同化とは合体というよりも、星から生まれる無尽蔵のアニマを自由に使えるようになるということ。
エッグの内部を星のアニマで満たし、星のメガリス内で星にアクセス、
そして星そのものをエッグの体と見なし、エッグの思うように星を操るようにする・・・。
各地のメガリスはエッグの操る力の中継地点を想定されて作られたものだったのではないでしょうか。
・・・って、この考えだとFF7のあの人の考えそっくりになってしまうのが難点(笑
投稿者:awxy
『ミスティの企み』でエッグは、アニマを他の物に移してその効果を調べるという実験をしています。しかし、そもそもエッグ自体が先住種族のアニマを移したものなのに、今更という気がしないでしょうか? また、同シナリオでは、アニマを移す際に専用のクヴェルが必要であり、それを作ってみたと言っています。この“作ってみた”という表現からは、出来るかどうか、機能するかどうか分からないが、試しに作ってみたというニュアンスが受け取れますが、彼には過去に作った経験が無いのでしょうか? これらについては、ありあわせの材料で作ったからという理由も考えられますが、彼が無知だからという可能性も有り得ると思います。丁度赤子のように。彼が誰かの手でエッグに入れてもらい、その中で限られた知識だけを学んで育った存在であるのなら、人間達の世界で右往左往するのも無理からぬ話です。実際、ゲーム中で知恵を付けていく様子は子供の成長を思わせますし。また、彼の目的ですが、見知らぬ世界で目覚めた者の胸に去来するのは、一体どんな想いでしょう? それはきっと、望郷の念ではないでしょうか。人類誕生以前の世界を復活させる…それは、亡き一族の願いでもあるでしょう。ですが、彼自身の、亡き父母に対する思慕の情をも、感じずにはいられません。
…なんか、ロマンチックな話になっちゃいましたね(笑)。
先住種族の姿形について。もし我々が自分の精神を他に移せる技術を手にしたら、きっと入れ物は人型でしょう。よって、彼らの姿形は、ラストバトルで戦う通常形態に近いと思います。
星のアニマについて。レンズ的な役割を果たすという道具の数が極端に少ないことから、先住種族が人為的(ここはツッコまないように)に作り出したアニマかも。
投稿者:雪
クヴェルも先行文明の遺産でしたよね?ファイアブランド、ビーストランス、ブリムスラーヴス・・・現代人類の使いやすい道具の形をしたクヴェルがあるってことは先住種族も人型だったんじゃないでしょうか。
大砂漠のメガリスにあるエッグの入ってた箱も人型ですね。もしかしたら先住種族がエッグと共にこの箱に入って自らの意識(アニマ)をエッグに移したのかもしれませんね。
星術は天上の星からか地球からかは分かりませんがアニマを引き出して使うもので、少なくとも天体の星を象徴する術があることは言えると思います。エッグのシューティングスター、スタークエイク、ジェノサイド(でしたっけ?)等など、見た目的にも名前的にも天体っぽいのもが多いですから。メガボルトも見方によれば2つの星の衝突とも見えますし。古代人は天体観測も行っていた模様。天上の星からアニマを引き出すなら距離の問題、地球から引き出すなら常にアニマを感知している大地・地球全体を一つの星として捉えられるかどうかがネックでしょうか。
古代人が理解していた星の持つ意味合いが天体としての星だけでなくアニマの還る場所だとして、転じてアニマを出し入れする術が星術だとすると、人からアニマを抽出したり(アニマ獣)人にアニマを注入したり(エーデルリッター)するところを見て、エッグは星術のクヴェルだとしてもおかしくないですね。
ただ個人的には星術は星のアニマで天体としての星の現象のみを再現する術だと考えてます。エッグが星のクヴェルならアレクセイ時代からもっと星術を使っててもいいと思うので。むしろエッグは人のアニマを取り扱うクヴェルなのではないでしょうか。もしくはアニマを溜め込むクヴェル。こうなるとアニマの帰る場所としての星とは相反する性質とも言えますね・・・
もしそうだとするとエッグが行った人のアニマを出し入れする行為は何なのか?アニマの出し入れ、そして融合・・・言うなれば命術でしょうか。
ここからは個人的な妄想です。先行文明において人のアニマの研究は禁忌とされていたが(こう考えた根拠は特にありませんがありがちなパターンだと思ったので・・・)その筋の研究者が自らのアニマをクヴェルに閉じ込め自由にアニマの研究をできる時代に復活しようとした。エッグはウィルの時代に復活することはできたが人格・記憶の全てを移すことはできず、クヴェルの体を持つ人間というより意思を持つクヴェルのようなものになってしまう。エッグは持ち主を転々としながら現代人の精神構造・社会構造を学びながらアニマの研究を始める。ナイツ一族との戦いが色々あり、人間にアニマを注入してエーデルリッターに変身させたように、星のメガリスで星の膨大なアニマを吸収して自らも強化変身しようとする。戦闘には破れたが星の大きなアニマは吸収したため肥大化。グスタフの剣で破壊される。
こんなところかなぁと・・・